阿部牧郎

阿部牧郎

あべまきお

京都府生まれ。京都大学文学部卒。「それぞれの終楽章」で直木賞受賞。

spacer

それぞれの終楽章

阿部牧郎 著 / 講談社文庫 / 3.5 / *

あらすじ

自殺した同級生の葬儀に故郷秋田を訪れた作家が振り返る、自らの生の軌跡。人生の終楽章を迎えて、自分を支えてくれた友人、父の愛、妻の献身に気づく。

「それぞれの終楽章」の感想

直木賞受賞作。直木賞って大衆文学賞だけあって、物語性の高いものが多いなぁという印象を持っていたのですが、本作はほとんど私小説でした。主人公が、著者である阿部牧郎を彷彿とさせる作家ですし。

同級生の死をキッカケに故郷を訪れた主人公が、友人の過去を辿りながら自分の人生を振り返るという作品でした。50代男性が青春時代を振り返ると言っても、そこには華やかな若さが輝いているというわけでもなく、淡々としたものです。こういうタイプのものは最近読んでいなかったため、結構読むのが大変でした。

他のサイトでも感想を見る or 購入する

* 書影の著作権は各出版社にあります

spacer

▲ Top of this Novelist

▲ Back to Index of Novelists