半村良

半村良

はんむらりょう

東京生まれ。両国高校卒。「石の血脈」で星雲賞。「産霊山秘録」で泉鏡花賞。「雨やどり」で直木賞。「岬一郎の抵抗」で日本SF大賞。「かかし長屋」で柴田錬三郎賞を受賞。

spacer

ファンサイト

spacer
spacer

雨やどり

半村良 著 / 集英社文庫 / 3.5 / *

あらすじ

新宿裏通りのとあるバー「ルヰ」のバーテンダー仙田。彼の前を通り過ぎて行く、色々な男と女。そして人間模様。

「雨やどり」の感想

表題作「雨やどり」が直木賞受賞作。新宿のバー街を舞台とした、連作短編集です。著者の作品については正直な所、マニアが好むようなSF作品を書かれている方というイメージがあり読んだことがなかったのですが、本作は非常に読み易い人情ものでした。

描かれる新宿の夜の人情味は、暗いものが排除されていて、新宿を舞台としたファンタジーとして読める程の清清しさです。やけに、良い人ばかりの街...。それさえ受け入れてしまえば、受賞作が特にどうと言うよりも、全体として面白い作品でした。しかし、「愚者の街」で終わるよりも、「昔ごっこ」で終わった方が後味が良くて私好みだったのになぁという気がしています。

他のサイトでも感想を見る or 購入する

* 書影の著作権は各出版社にあります

spacer

▲ Top of this Novelist

▲ Back to Index of Novelists