貴志祐介

貴志祐介

きしゆうすけ

大阪府出身。京都大学卒。「黒い家」で日本ホラー小説大賞受賞。

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オフィシャルサイト

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感想一覧

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黒い家

貴志祐介 著 / 角川ホラー文庫 / 4.5 / *

あらすじ

生命保険会社で働く若槻は、呼び出された顧客の家で死体の第一発見者となる。どうしても自殺に思えない若槻は、独自の調査に乗り出すが恐ろしい事件に巻き込まれてしまう。

「黒い家」の感想

日本ホラー小説大賞受賞作。血みどろの描写が、とにかく怖かったです! ストーリー自体は、入り組んでいるようなこともなく、明快で分かりやすかったのですが、とにかく怖かった...! どろどろ描写に慣れている人なら、なんて事もないのかもしれませんが...。

途中まで読んだ時点で、いつもだったら寝る時間になってしまったのですが、「こんなところで読むのやめたら、絶対今夜夢に見る!」と思って、最後まで読みきって寝ました...(それくらい怖かったです)。まるで、ジェイソンに襲われることが分かっているのに一人で家の外へ飛び出して行く人を引き止めるような気持ちで、半分祈りつつ読んでしまいました...。ちなみに私は、自慢になりませんがとても怖がりです...。ちなみに、私が人生で一番怖くて、もう二度と開きたくない本は、「耳なし芳一」です。「耳なし芳一」で、一週間は悪夢必至です...。

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青の炎

貴志祐介 著 / 角川文庫 / 3.5 / *

あらすじ

秀一は17歳の高校生。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手に秀一は自らの手で殺害することを決意する。

「青の炎」の感想

松浦亜弥とジャニーズJrの何とか君主演で映画化された作品。母と妹を守るための殺人だからと言って、それを美化するには無理がありました...。彼に同情できない理由は3つ。「殺害」の決意に至る経緯が短絡的であること。本来の目的外でも「自らの利益」の為に殺人を犯せること。自己中心的であり、想いを寄せているはずのヒロインに対してさえも、「自分の利益」最優先であること、です。

「青い(若い=未熟である)」から、「青い(熱い)」からと言うことで、必ずしも同情の余地が生まれるものではありません。その自己中心的で冷静、そして邪魔者を「死」により排除することを恐れない性質は、犯罪者の素質として十分なのです。野放しにされれば、さらに多くの人間を殺すのではないでしょうか。そもそも、「殺人はくせになる(by ポアロ)」という話もありますからね。

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