村上春樹

村上春樹

むらかみはるき

京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。「風の歌を聴け」で群像新人賞。「羊をめぐる冒険」で野間文芸新人賞。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」で谷崎潤一郎賞。「ねじまき鳥クロニクル」で読売文学賞を受賞。

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感想一覧

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蛍・納屋を焼く・その他の短編

村上春樹 著 / 文春文庫 / 3.0 / *

あらすじ

秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。

「蛍・納屋を焼く・その他の短編」の感想

驚異的なベストセラーとなった「ノルウェイの森」の原型である作品、「蛍」を含む短編集。「ノルウェイの森」の前に読み、尻切れトンボな話...という印象を持ちました。謎めいた部分に解はなく、この作品だけでは完結できていません。「ノルウェイの森」となって初めて、物語になるのではないでしょうか。

全体に、作品がどうのと言うよりは、習作と思えるような短編が多く収められており、繰り返し読むほどのものとは思えませんでした。上手い短編とはお世辞にも思えませんが、ファンの方は必読の一冊でしょう。

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ノルウェイの森

村上春樹 著 / 講談社文庫 / 3.5 / *

あらすじ

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音で「ノルウェイの森」が流れ出した。もうすぐ20歳になろうとする秋の出来事を思い出し、激しく混乱していた。

「ノルウェイの森」の感想

驚異的なベストセラーとなった作品ですが、個人的には全く魅力を感じない作品。純文学畑の村上春樹著なのだから、物語性の高さは求めませんし、求めてはいけないと思うのですが、さすがに「上・下巻の長さを、ムードだけで読ませないでくれ!」と思ってしまうのです。一人称で進む物語でありながら、行動の理由一つ取っても「なんとなく」以上のものを感じない場面のなんと多いことか。男性には理解可能なのでしょうか?

自殺、精神の病、あてのない旅...。村上春樹を好きな方には垂涎のネタが散りばめられ、辿りつくのは諸行無常の村上ワールドです。私にはこの読後の空虚さが、辛いばかりなのですが...。

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ねじまき鳥クロニクル

第1部 泥棒かささぎ編 / 第2部 予言する鳥編 / 第3部 鳥刺し男編

村上春樹 著 / 新潮文庫 / 3.5 / *

あらすじ

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳元でしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。

「ねじまき鳥クロニクル」の感想

私は、村上春樹が苦手です。しかし、また買ってしまいました...。面白そうなタイトルだなぁ、と思ったら負けのようです。そして読み終えた今、予想通りがっくりと首を垂れています。やはりお得意の「諸行無常」の物語で、全てのものは儚く、人は寂しく、そこに漂うのみなり...。こんな主旨の物語を、苦手な私にさえ3冊がっちり読ませたのが著者の上手さでしょう。

今回、面白くないとは思わなかったのですが、少なくとも好きではない作品です。やはり、辛いなぁ村上春樹。

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