松木麗

松木麗

まつきれい

神戸大学法学部卒。司法試験合格後検事となり、現職検事時代に著した「恋文」で横溝正史賞を受賞。また、本名の佐々木知子として自民党より参議院に立候補。議員としても活躍した。

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恋文

松木麗 著 / 角川文庫 / 3.5 / *

あらすじ

作家が死んだ。当初、自殺かと思われたが、妻に嫌疑が掛けられる。検事・間瀬惇子はこの死体も物証もない事件を担当することになるが―。

「恋文」の感想

横溝正史賞受賞作です。検事時代に趣味で書いた作品で、横溝正史賞ですから、カッコイー! 著者の松木麗の経歴は凄いです。元検事(受賞当時は現職)で、参議院議員にもなった方。良く考えたら、どうして議員って司法試験合格とか、必須じゃないんでしょうね。法律を作る人は法律の知識不要ですか?

ヒロインが女性検事、クライマックスは法廷。当時まさに女性検事だった方が書いただけあって、リアリティーがあります。かといって、硬いだけの本格法廷ものというわけではなく、女性的な心理描写なんかもあるところが良かったです。亡くなった男性の妻は、殺害を自供した。しかし、公判で自白を翻します。なぜ、彼女は自白を翻したか? 面白かったです。

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