宮本輝

宮本輝

みやもとてる

兵庫県生まれ。追手門学院大卒。「泥の河」で太宰治賞。「蛍川」で芥川賞。「優駿」で吉川英治文学賞を受賞。

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オフィシャルサイト

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感想一覧

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螢川

宮本輝 著 / 角川文庫 / 3.5 / *

あらすじ

昭和30年の大阪。河畔に住む少年と、川に浮かぶ廓舟で育つ姉弟の束の間の交流「泥の河」。熱を秘めた思春期の少年の心の動きと、いたち川のはるか上流に降るという蛍の大群の絢爛たる乱舞「螢川」。

「螢川」の感想

表題作「螢川」は芥川賞受賞作。本書には、太宰治賞受賞(公募新人賞)の「泥の川」も収められています。

単に印象が薄かったのか、精神状態が今ひとつの時にでも読んだのか、頭の中に本作についての記憶がほとんどありません。少なくとも、感激あるいは興奮してすぐにでも感想を書こうと思うたぐいの作品では無かったという事だけは間違い無いでしょう。いずれ読み直して、改めて感想を書きたいと思います。

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錦繍

宮本輝 著 / 新潮文庫 / 3.5 / *

あらすじ

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋めていく。

「錦繍」の感想

元夫婦間に行き交う「手紙」が、本作品です。終盤、そこには男性の現在の恋人も現れて来ますが、基本的には元夫婦間の過去と現在、そして未来が綴られます。現代人には不可能ではないかと思われる、美しい言葉で綴った手紙の交換。劇的な展開があるわけではありませんが、非常に珍しい形の作品なので興味深く読みました。

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月光の東

宮本輝 著 / 新潮文庫 / 3.5 / *

あらすじ

「月光の東まで追いかけて」。出張先のカラチで自殺を遂げた友人の妻の来訪を機に、男の脳裏に謎の言葉を残して消えた初恋の女性「米花」の記憶が甦る。男は、彼女の足跡を辿り始める。

「月光の東」の感想

私は自身が女なので、女性の人物の視点で本を読む事が多いし、男性の人物には自分を投影できない事があります。今回も、語り部となっている男に全く感情移入が出来ませんでした。むしろ、自己満足じみた過去の女の足跡捜しには反感さえ抱きました。興味本位な素状調べのような行動が、米花が通り過ぎた男たち、米花本人に対して、失礼だと思いました。

ただ憎しみ合うために交わっていたなどと、最後まで述懐した男は寂しい人間だと思いました。「愛し方を教える」と言った米花は、そんな気持ちでいたのではないでしょうから...。

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