水上勉

水上勉

みずかみつとむ

福井県生まれ。立命館大学中退。「海の牙」で探偵作家クラブ賞。「雁の寺」で直木賞。「宇野浩二伝」で菊池寛賞。「一休」で谷崎賞。「寺泊」で川端賞。「良寛」で毎日芸術賞を受賞。

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雁の寺・越前竹人形

水上勉 著 / 新潮文庫 / 3.5 / *

あらすじ

乞食女の捨て子として惨めな日々を送ってきた少年僧の、殺人に至る鬱積した孤独な怨念の凝集を見詰める、直木賞受賞作「雁の寺」。美しい妻に母の面影を見出し、母親としての愛情を求める竹細工の愛情「越前竹人形」。

「雁の寺・越前竹人形」の感想

直木賞受賞作「雁の寺」を含む中篇2編が収められた一冊。タイトルからは想像がつきませんでしたが、「雁の寺」はミステリでした。もちろん、誰が犯人か!? という事が主筋のものではありませんが、これは確かにミステリ! 小柄な慈念に一連の「作業」が可能なのかどうかは少し気になりましたが...。

もう一つの中篇「越前竹人形」の方が、実は気になった作品...。男性にとっては都合が良い部分もあるのかもしれませんが、女性としては納得の行かない作品でした。妻をどう思っていたか、死の淵で「あんな事を」告白されるなんて、酷過ぎると思いました...。

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