貫井徳郎

貫井徳郎

ぬくいとくろう

東京生まれ。早稲田大学商学部卒。「慟哭」でデビュー。

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オフィシャルサイト

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慟哭

貫井徳郎 著 / 創元推理文庫 / 4.0 / *

あらすじ

連続する幼女誘拐殺人事件の捜査は行き詰まり、捜査一課長は世論と警察内部の批判を受ける。幼女殺人や新興宗教の生態、家族の愛情を題材に、人間の痛切な叫びを書く。

「慟哭」の感想

ネタバレ厳禁系のミステリー作品。何を書いても危険なので、詳しい事は一切抜きにしますが、私はとても悔しい気持ちで一杯です! 何度も「きっとこうだ」と想像しながら「いやでもそんなはず無い」と自分で打ち消し、打ち消し...。最後は、「やっぱりー!くそっ!」という感じ...。これがデビュー作とは、末恐ろしい人です。

こういうラストは見たことあるはずなのに、とにかく上手かったです。してやられたという感じ。また、そういうミステリ作家としてのトリックだけが魅力という訳ではなく、全体に手の込んた作りになっていますし、文章自体も読ませます。最後の最後のシーンまでしっかり読まされました。後から考えてみると、不整合が生じそうな記述をあえて省き、よく考えられた文章だなぁと思います...。

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* 書影の著作権は各出版社にあります

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