下田治美

下田治美

しもだはるみ

東京生まれ。エッセイスト。「愛を乞うひと」が初の長篇小説。

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「 愛を乞うひと 」

下田治美 著 / 角川文庫 / 3.5 / *

あらすじ

孤児院に預けられていた照恵は、10歳で母に再び引き取られた。それは、あまりにも過酷な日々の始まりだった。

「愛を乞うひと」の感想

自分に虐待を繰り返した母親への、愛憎の物語。激しい虐待を受けてなお、「ひとことあやまってくれたら、ゆるす」と言う照恵。そしてあまりにも恐ろしい、母親像。その母親に媚びる、娘の悲惨な姿が悲しく、ムゴ過ぎる虐待描写に目を開けていられなくなります...。どんな理由があったとしても、こんな虐待を正当化できるわけないですよね...。

ヒロインは父親の遺骨を探していて、そこに「ある勘違い」があったりというストーリーもある小説なのですが、正直ストーリーはどうって事ないです。とにかくもう、虐待する母親の姿の描写が凄まじい。

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