鈴木光司

鈴木光司

すずきこうじ

静岡県浜松市生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒。処女作「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。「らせん」吉川英治文学新人賞。「リング」等が映画化されるなどし、ホラーブームの火付け役となった。

spacer

感想一覧

spacer
spacer

リング

鈴木光司 著 / 角川ホラー文庫 / 3.5 / *

あらすじ

同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。―そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。

「リング」の感想

映画化されて、かなり話題になりました。映画よりは、小説の方がずっと楽しめると思います。また、小説の方が、想像の余地がある分、怖いように思いました。あの映画の出来は、酷かったと思います。

古臭い部分と現代的な部分を併せ持つ、面白いタイプのホラーでした(当時は)。「ホラー」でありながら、「ミステリー」の味付けも入っているという凝った作品。個人的には、この子供騙しのミステリ要素が余計だったと思います。ミステリが入るとつい冷静に考えながら読んでしまうので、途中からすっかり冷めてしまいました...。とは言え、「リング」 「らせん」 「ループ」の三部作の中では、本作「リング」が一番面白かったです。

他のサイトでも感想を見る or 購入する

* 書影の著作権は各出版社にあります

spacer

▲ Top of this Novelist

spacer

らせん

鈴木光司 著 / 角川ホラー文庫 / 3.5 / *

あらすじ

幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。

「らせん」の感想

三部作の2作目。一気に「リング」とは別世界です。本作では、「リング」の別の側面を見ていくことになります。「リング」の現象について、かなり強引な説明を与えようとしており、本当に驚きました。この説明で、読者の何パーセントが納得したのかを是非知りたいものです。なぜ、「リング」で終わらせなかったのか、残念に思いました。

読んでしまったからには、とりあえず説明された通りに丸呑みして、グルグルグルっと、「ループ」へ進みます。ここまで読んだら、最後まで読むしかないのです!

他のサイトでも感想を見る or 購入する

* 書影の著作権は各出版社にあります

spacer

▲ Top of this Novelist

spacer

ループ

鈴木光司 著 / 角川ホラー文庫 / 3.5 / *

あらすじ

科学者の父親と穏和な母親に育てられた医学生の馨にとって家族は何ものにも替えがたいものだった。しかし父親が新種のガンウィルスに侵され発病、馨の恋人も蔓延するウィルスに感染し今や世界は存亡の危機に立たされた。

「ループ」の感想

三部作のオチとなる作品です。このタイトルについては、心底納得出来るラストでした。そして、「私がこの三冊を読んだ時間って...」とため息が出るラストシーンでもありました...。「輪」から「螺旋」が出て最後はくるりと回って、どこへたどりついたのか。やはり、「リング」だけにしておくべきでした...。

他のサイトでも感想を見る or 購入する

* 書影の著作権は各出版社にあります

spacer

▲ Top of this Novelist

▲ Back to Index of Novelists