佐藤雅美

佐藤雅美

さとうまさよし

兵庫県生まれ。早稲田大学卒。「大君の通貨」で新田次郎文学賞。「恵比寿屋喜兵衛手控え」で直木賞を受賞。

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恵比寿屋喜兵衛手控え

佐藤雅美 著 / 講談社文庫 / 3.5 / *

あらすじ

争いは世の常、人の常。江戸の世で、その争いの相談所が恵比寿屋のような公事宿だ。ある日、若者が恵比寿屋を訪れ、兄が見知らぬ男に金を返せと訴えられたと相談した。喜兵衛は怪しいにおいを感じ取る。

「恵比寿屋喜兵衛手控え」の感想

直木賞受賞作。恵比寿屋の喜兵衛は、今で言う行政書士か司法書士のような感じで、江戸の町の争い事に関わっています。それも単なる行政書士事務所ではなく、調停中や裁判中の客を長逗留させる、旅人宿の主人なのです。これまで読んだ事のない、一味違った時代小説でした。

事件が持ち込まれた後、徐々に真実が明らかになる展開などは、ミステリに通じるものを感じます。そのため、展開の詳細は伏せておきますが、やはり時代小説らしい「江戸人情」とも言うべき魅力もあり、面白い作品になっていました。

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<追加した書評>
【恵比寿屋喜兵衛手控え /講談社文庫】
−あらすじ−
争いは世の常、人の常。江戸の世で、その争いの相談所が恵比寿屋のような公事宿だ。ある日、若者が恵比寿屋を訪れ、兄が見知らぬ男に金を返せと訴えられたと相談した。喜兵衛は怪しいにおいを感じ取る。

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