山田詠美

山田詠美

やまだえいみ

東京都に生まれる。明治大学文学部中退。処女作「ベッドタイムアイズ」で文藝賞。「風葬の教室」で平林たい子文学賞。「トラッシュ」で女流文学賞。「アニマル・ロジック」で泉鏡花文学賞。「A2Z」で読売文学賞。「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で直木賞を受賞。

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感想一覧

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A2Z

山田詠美 著 / 講談社文庫 / 3.5 / *

あらすじ

文芸編集者沢野夏美の勤める会社の向い側にある小さな郵便局。お仕着せの制服でうつむく成生と目が合った瞬間、恋物語が始まった。

「A2Z」の感想

AからZの26文字を文章中に織り交ぜるという遊び心を入れつつ、一組の夫婦の関係や、恋人や仕事なんかが綴られていく、連作短編集。物語は、Aで始まりZで終わります。

ヒロインは35歳の女性。彼女には同業者の夫がいて、郵便局員の恋人もいて、仕事も持っています。たくさんの小説に描かれているような題材も、山田詠美が書けば、そこにしかない、二人だけの想いが流れる小説になってしまう。山田詠美が描いているのは、いつもただの「できごと」ではなく、人々の間に表れる感情だったりするからいいと思うのです。

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せつない話

山田詠美 著 / 文春文庫 / 3.5 / *

あらすじ

吉行淳之介、瀬戸内晴美、田辺聖子、山口瞳、D・H・ロレンス、F・サガン…など、現代日本と欧米の魅力作14編を収録。

「せつない話」の感想

山田詠美が選んだ、14編の短編を集めた本。国内外の大変有名な作家さんの作品が選ばれていて、目次を見ただけでも興奮します。

大人になってから読みたいような、しっとりとした「せつない」話が多いです。声を上げて泣くような悲しさではなく、大人の「せつなさ」。そして、選者・山田詠美が書いたあとがきがまた秀逸なのです。

「悲しいのだけれど、悲しいと呼ぶ程でもない、苦しいのだけれど、それを口に出す程でもない。せつない感情は、涙腺を刺激しながらも五粒以上の涙で解決することの出来ない複雑なものである。」

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贅沢な恋愛

山田詠美 著 / 角川文庫 / 3.5 / *

あらすじ

8つの宝石をめぐる、8つのラブストーリー。宝石を贈る喜び、贈られる喜びを感じながら、恋人たちは愛の輝きを、宝石箱にそっと仕舞いこんでゆく…。どんな愛し方、どんな愛され方が贅沢といえるのか。

「贅沢な恋愛」の感想

林真理子、北方謙三、藤堂志津子、村上龍、森瑤子、山川健一、山田詠美、村松友視の短編。実は、私の苦手な作家さんが多数...。山田詠美が書いてるから、と思って買ったのですが...。「120%COOOL」に収められているものと同じ「雨の化石」でした。こちらが先でしょうけどね...。

「贅沢な恋愛」というからには、その贅沢さがどのようなものにしろ、期待します。しかし、読んでも全く「贅沢」を感じられませんでした。、行きずりの若者にポイと手渡せる程度の思い出の恋、妻の登場に言葉を失う程度の不倫関係、始める勇気さえ持てなかった恋...。まったく「わびしい」恋愛ばかりです。

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