唯川恵

唯川恵

ゆいかわけい

石川県生まれ。金沢女子短期大学(現:金沢学院短期大学)卒業。「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞を受賞。「肩ごしの恋人」で直木賞受賞。

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感想一覧

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恋人たちの誤算

唯川恵 著 / 新潮文庫 / 3.0 / *

あらすじ

弁護士事務所に勤める流実子と一流商社のOLの侑里は、高校の同級生で25歳。卒業以来、連絡の途絶えていた二人が思いがけない形で再会した。

「恋人たちの誤算」の感想

最近ミステリばかり読んでいたせいもあり、本作の「あまりに分かりやす過ぎる騙され方」に辟易...。深読みするということを知らな過ぎる登場人物たちは、いくら小説の中とは言え現実感のかけらもありません。著者にしたら、25歳など「若く、酷く愚かではあるが、やり直しがきく」という程度の年齢に見えるという事なのでしょう。実際の働く25歳は、大部分がもっと真剣に考えながら生きているはず...。

まるで、面白くも無い連ドラを見ているかのようでした。

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肩ごしの恋人

唯川恵 著 / 集英社文庫 / 3.5 / *

あらすじ

女であることを最大の武器に生きる「るり子」と、恋にのめりこむことが怖い「萌」。対照的なふたりの生き方を通して模索する女の幸せ探し、新しい家族のあり方を描く。

「肩ごしの恋人」の感想

直木賞受賞作。しかし、特に素晴らしい恋愛小説というわけでもなく、対照的に見えて実は良く似た2人の女性を描く、ごくありふれた小説という印象でした。何故これが、直木賞なのでしょうか? また、女性の性質の一部を大変分かりやすい形でデフォルメした、27歳にはとても思えない子供っぽいヒロインたちの女性像には苦笑を禁じ得ません。彼女たちの人間性に深みがないのですから、物語が軽く表面的な物になるのも仕方が無いという感じでしょうか。分かり易く、テンポの良い物語だという事は、評価できると思いますが。

「違う種類の女と議論するほど愚かではない」と正確に自分を知っていて、「萌は結局、自分が一番大事なのね」と軽やかに看破する女性、「るり子」は結構好きでした。

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<追加した書評>
【肩ごしの恋人 /集英社文庫】
−あらすじ−
女であることを最大の武器に生きる「るり子」と、恋にのめりこむことが怖い「萌」。対照的なふたりの生き方を通して模索する女の幸せ探し、新しい家族のあり方を描く。

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