ジャネット・フィッチ

ジャネット・フィッチ

Janet Fitch

アメリカロサンゼルス生まれ。「扉」の元となる短編で注目を集めた。

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「 扉 」

ジャネット・フィッチ 著 / 講談社文庫 / 4.0 / *

あらすじ

母イングリッドは恋人を毒殺して終身刑に。残された十二歳の娘アストリッドは里親の家を転々としながら、女となり、撃たれ、飢え、怯える。獄中からも娘を支配しようとするエゴイストの母との対立、幼い魂を傷つけ翻弄する恐怖と愛。

「扉」の感想

分厚い本です。文庫なのに1200円! その長さにも関わらず、次々と新しい展開があり、読み飽きません。

母子家庭なのに母が殺人で刑務所へ行ってしまい、ヒロインは里親の家を転々とします。それぞれにどこか問題を抱えた里親の元で、アストリッドは苦しみや喜び、悲しみを味わいながら成長して行きます。「母が。母なら」傍にいるわけではない母親が、いつも彼女に影響を与え続けます。母親の幻影から抜け出し、自分の中で新たな母子の関係を確立するまでの、少女の精神的な変化が印象的でした。

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* 書影の著作権は各出版社にあります

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