アガサ・クリスティー

アガサ・クリスティー

Agatha Christie

イギリスのデヴォン州トーキー生まれ。ミステリの女王として知られる、世界的に有名な作家。亡くなるまでに長編、短編、戯曲など、その作品群は100以上にのぼり、現在も全世界の読者に愛読されている。

クリスティーが生み出した名探偵ポアロは、世界的に有名である。

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感想一覧

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エッジウェア卿の死

アガサ・クリスティー 著 / クリスティー文庫 / 4.0 / *

あらすじ

自宅で殺されたエッジウェア卿の妻は、美貌の舞台女優ジェーン・ウィルキンスンだった。彼女は夫との離婚を望んでおり、事件当夜邸で姿を目撃された有力な容疑者だった。しかし、彼女には鉄壁のアリバイが...。

「エッジウェア卿の死」の感想

ポアロ7作目。あのポアロが「失敗のひとつ」とする「エッジウェア卿の殺害事件」です。「通りすがりの人間の偶然のひと言」が、彼を解決へと導いたことが屈辱的だったとか。しかし読者にとっては、その「偶然のひと言」のショックでバスに轢かれそうなるポアロのシーンも楽しめる作品というわけです!

ポアロが、「なにもかもが符号する。解けました!」と言った時、犯罪の全貌が明らかになります。この殺人者は本当に非人間的。最後の手記まで読んだ時、背筋が寒くなりました...。ヘイスティングズが、「一片の良心だに持たなかった」と犯人を評していますが、まさにその通りという感じ。総合的に、結構好きな作品です。

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オリエント急行の殺人

アガサ・クリスティー 著 / クリスティー文庫 / 4.0 / *

あらすじ

厳寒な季節に似合わず国際列車オリエント急行は世界各国からの乗客でいつになく混んでいた。雪で立ち往生した車内で、老富豪が何者かに刺殺された。ポアロが腰を上げたが、乗客の全てには堅牢なアリバイがあった...。

「オリエント急行の殺人」の感想

ポアロ8作目。高級寝台列車オリエント急行の、一等寝台で起きた殺人事件が描かれます。ポアロの示す「2つの解答」そしてその幕引きは本当にニクイ! さすがポアロと言った感があります。

本作は、クリスティーお得意の「掟破り」の中でも、特に大胆な「掟破り」物の一つです。あまりに有名な作品なので、本作のメイントリックをアレンジした作品を読もうとしている友人に万一、「あのオリエント急行だよ」と言ってしまうと、ネタバレになって喧嘩しても仕方がないという作品です。また、ポアロに初めて出会う人には、正直本作は薦めたくありません。もっとスタンダードな作品から読み始めて欲しいからです...。ポアロの推理も事件も「フェア」ではあるのですが、本作は...。どんな「掟破り」なのかは、読んでのお楽しみであり、読んだ人だけの喜びでもあるのです。

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三幕の殺人

アガサ・クリスティー 著 / クリスティー文庫 / 4.0 / *

あらすじ

引退した俳優が主催するパーティで、老牧師が不可解な死を遂げた。数ヵ月後、あるパーティーの席上、俳優の友人の医師が同じ状況下で死亡した。

「三幕の殺人」の感想

ポアロ9作目。連続殺人と言えば、無差別もの、ターゲット隠匿目的のもの、復讐目的のもの、複数犯による犯行の複合や交換ものなどなど、いろいろなケースを見たことがあるでしょう。それぞれ、ある精神状態の犯人にとっては避けられない事実の結果として、殺人が起こるものです。しかし、今回の犯人は一味違います。クリスティーらしいとも言える、連続殺人なのです!

そんな犯人の精神に入り込み、全貌を完璧に明らかにするポアロの手法は今回も鮮やかです。しかし、そんなポアロも、今回は軽率な犯人により危うく殺されかけてしまう! のですから、本作も読み逃す訳にはいきません。ラストシーンでのポアロの言葉に、ポアロファンは思わずニヤリ、とする事でしょう。

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雲をつかむ死

アガサ・クリスティー 著 / クリスティー文庫 / 4.0 / *

あらすじ

パリからロンドンへ向かう定期旅客機が英仏海峡にさしかかった時、機内を蜂が飛び回り始めた。乗客の一人が蜂を始末したが、最後部席には老婦人の変死体が。そしてその首には、蜂の毒針で刺されたような痕跡が残っていた。

「雲をつかむ死」の感想

ポアロ10作目。航空機内という密室内で起こった殺人事件を、いつものように「たまたま」乗り合わせたポアロが解きます。今回嬉しいのは、イギリス警察のジャップ警部の登場。これまで何度も登場しているジャップ警部ですが、二人はこんなに仲良しだったかしら?と思うくらいに仲良しな二人が見られます。

結構分かった気で読んでいたにも関わらず、結局ラストでは「予想もしていなかった犯人の行動」にびっくりでした。「そんな手がかりからそんな事が分かるなんて!?」という感じ。さすがポアロ!

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ABC殺人事件

アガサ・クリスティー 著 / クリスティー文庫 / 4.0 / *

あらすじ

注意することだ...。ポアロの元に届けられた挑戦状。その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく第二、第三の挑戦状が届き...。

「ABC殺人事件」の感想

ポアロ11作目。有名な作品ですね。これまでのポアロの事件の中で、最も冷血な殺人犯ABCの登場です。人間を精神的にギリギリの所まで追いつめる、犯人の非人間的な犯罪計画が本当に恐ろしい...。その犯人を冷静にプロファイリングしていくポアロは、まさに名探偵! ポアロに届く挑戦状から始まる一連の犯行は、これまでになくスリリング。そして、最後の最後に明らかになる真実は、必ず読む人を唸らせるでしょう。

今回は久しぶりに、南米からヘイスティングズがやって来ています。久しぶりに会ったら、髪が薄くなってるなんて悲しいです...。六ヶ月間も滞在予定とのことですが、ずいぶん長い気がしませんか? ちなみに、次にヘイスティングズに会えるのは、「もの言えぬ証人」です。

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メソポタミヤの殺人

アガサ・クリスティー 著 / クリスティー文庫 / 4.0 / *

あらすじ

考古学者と再婚したルイーズの元に、死んだはずの先夫から脅迫状が舞い込んだ。さらにルイーズは寝室で奇怪な人物を目撃したと証言する。過去から襲い来る悪夢の招待をポアロは暴くことができるのか?

「メソポタミヤの殺人」の感想

ポアロ12作目。ポアロ物の中でも、特に好きな作品の一つ。ポアロが全ての謎を解き明かした時、まるで殺されたルイーズが蘇ったかのような感覚を覚えました! 歴史の眠るメソポタミアの地で、ポアロもこれまでになく敬虔な面持ちで死者に向かったように見えました。

ポアロが真実を見極めたメソポタミアの夜明けの描写なども、クリスティにしてはいつになく叙情的。妻のルイーズを激しく愛するライドナー博士、博士を愛するアンなど、愛情に満ちた物語でもありました。

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